貴州の新茶
2022/04/30

2021年5月1日は、夏も近づく八十八夜!

ちなみに

今年の4月20日からは、24節気でいうと「穀雨」です。

1節気当たり15日なので、5月4日まで24節気となり、穀雨となります。

穀物を助ける雨のことを意味します。

ちょうど八十八夜の5月1日は雨が降りましたね。

茶葉視点で見れば、恵の雨ですよね。

前置きはこのぐらいにして、、、

今年の新茶のお話を。

今回登場するのは、貴州省黔南州都匀市が産地の都匀緑茶です。

貴州を代表する緑茶ですね。

下の写真は、3月中旬の様子です。

まず、ここで都匀緑茶の作られる

産地紹介から行きましょう。

・標高1,000mほどの高さ

・年平均気温は16℃

・降雨量1400mm

・土壌層が厚い

・土質は酸性または、弱酸性

茶樹の成長に最も適した土壌と言えいます。

楽庵では、都匀緑茶と呼んでいますが、馴染みのある名前だと「都匀毛尖」と言います。

摘みたての茶葉は、その後広げて放置します。

これを「攤放(たんほう)」といい、茶葉の水分を飛ばす。

こちらが水分を飛ばした後のお茶です。

こちらが製茶した茶葉です。

茶葉の外観は、巻曲形で、白い産毛が多く、黄色を帯びた緑色です。

今年の春茶をおいしく淹れる淹れ方は、、、

一煎目:85-90℃のお湯で1分蒸らす。

    新茶の新鮮な香りを楽しみましょう。

二煎目:85℃以上のお湯で1分以上蒸らす。

    渋み苦みをはじめに感じるが、あとから甘みに変わる上品な味わいです。

三煎目からは、85℃以上で少し二煎目より長く抽出時間をおいてみてください。

個人的には、二煎目の味わいが好みです。

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