潮州市潮安区鳳凰鎮は広東省の東部、福建省に隣接する烏龍茶の主要産地のひとつです。標高1,498~350mの鳳凰山脈を有し、その第二主峰である烏崠山は標高1,391mの高山です。烏崠山で作られる鳳凰単叢を特別に「烏崠単叢」と呼びます。中でも烏崠村は標高1,000m以上の山頂にあり、特に香りの良い名叢が多い茶産区として知られます。自然環境は雲霧が多く、多湿、年間日照時間が短く、茶樹の成長に適した土壌を備えます。同じ烏崠山の茶樹でも、標高の低い地域では風味や製茶技術が異なり、量産、低価格の茶葉が多くなります。