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大紅袍/だいこうほう
外観、味や香りの特徴
茶葉は条形でどっしりとし、艶やかな深い緑色に黒褐色が混じります。
馥郁とした花香や深みのある焙煎香があり、余韻には熟した果実香が続きます。
「岩韻」が明確で、口に入れたときの苦味から、素早く甘みに変わり、こくがあり余韻が長く続きます。
茶湯の色は、赤みのある褐色、焙煎は中程度です。
分類
烏龍茶
品種
大紅袍標準混合種
産地
福建省武夷山市景区
5g
95-100℃
100-200ml
10-30sec
蓋碗、紫砂急須がオススメ!
蓋碗(急須)にお湯を注ぎ、蓋碗(急須)から茶海、茶海から茶杯の順に温めます。そのお湯で飲杯も温めます。温めた蓋碗(急須)に茶葉を入れ、お湯を注いで上がってきた泡(アク)を切りながら、蓋をして茶湯を捨てます“洗茶”。再びお湯を注ぎ、蓋をして蒸らします。お好みの濃さで、茶湯を茶海(ピッチャー)に全て注ぎます。それから茶杯に注ぎ分けます。二煎目以降は少しずつ長めに蒸らし、四煎程度お楽しみいただけます。
NOTE
武夷岩茶の代名詞であり、武夷四大岩茶(名叢)の一つです。武夷岩茶は、茶樹の栽培地区により分類され、三坑両澗サンコウリョウカン(倒水坑、牛欄坑、慧苑坑、流香澗、悟源澗 )と二窠ニカ(九龍窠、竹窠)などを中心とした核心産地(景区内)で栽培された茶は「正岩茶」と呼ばれ、最も価値が高くなります。武夷岩茶は、“岩韻(岩骨花香)の品質特性を有した烏龍茶”と定義されますが、「岩韻」という特別な風味は、武夷山の生育環境由来のものであり、正岩茶が有する特別な風味です。
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