外観、味や香りの特徴

茶葉は光沢があり黒色で、形は長細く、緊密に揉捻されています。
茶湯の色は透明感のある黄金色、味は、渋みがありながら、淡白な苦味があります。
口当たりは苦味の後に渋味を感じ、それから甘味が戻り、山野の気韻を強く感じます。
茶杯に残った香りが濃厚かつ長い余韻があります。
分類
黒茶(山頭茶)
品種
雲南大葉種
産地
雲南省シーサンパンナ勐海県賀開
大韵班章の産地マップ
5g
95-100℃
180ml
15-20sec
茶葉が見やすいガラス急須がオススメ!
急須にお湯を注ぎ、急須から茶海、茶海から茶杯の順に温めます。茶葉を入れ、あふれるぐらい までお湯を注ぎ、上がってきた泡(アク)を切りながら蓋を閉め、茶湯を捨てます。“洗茶”再びお湯を注ぎ、蓋をして蒸らします。適当な抽出時間を待ち、茶湯を茶海(ピッチャー)に全て注ぎます。それから茶杯に注ぎ分けます。二煎目は茶葉が開いている為、同じ抽出時間でも濃くはいります。四~五煎以降は長めに抽出していきましょう。十煎前後はお楽しみいただけます。茶殻は柔らかく食べていただけるので料理にもおすすめです。

NOTE

賀開の色味 賀開の茶葉
賀開古茶山とは新六大茶山のひとつで、勐海県東南部に位置し、北側に南糯山茶山、南側に布朗山茶山、東側に帕沙茶山があります。広く「大班章」としてひとつの茶区で呼ばれることもあります。賀開の古茶園は広く連なり、現在シーサンパンナ最大の群生茶園面積です。曼弄寨の樹齢800年といわれる古樹が有名です。この「賀開」は、曼囡寨の樹齢200年程度の茶葉を原料としています。

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