雲南省臨滄市鳳凰県は、雲南紅茶(一般に「滇紅」と称する)の故郷であり、重要な茶産地のひとつです。商品“滇紅”は、鳳凰県の北西部に位置する大寺郷で生産されます。大寺郷は、高品質な生態系有機茶の生産基地で、茶の栽培と製茶の歴史が古く、臨滄市の中でも重要な古茶樹群が分布する町の1つでもあります。郷内の茶園面積は5万500ムー、県内第三位、年間乾茶の平均生産量は4500トン以上、樹齢100年以上の古茶樹は6,000株以上を有し、その生産量(乾茶)は20トンほどです。生産地の環境は、標高2600mの高地、年平均降雨1500mm、年平均気温約15℃で、樹齢200年以上の古樹茶から作られた貴重な紅茶です。