茶葉原料は新芽のみで産毛に覆われ、針のようにまっすぐに作られていることから白毫銀針の名前があります。中国を代表する白茶で、”美女”や”茶王”の美称を持ちます。また、白茶の原産地は福建省であり、福鼎市はその主要産区です。白毫銀針の茶葉原料は、太く丈夫な新芽を必要とするため、春芽のみ摘みます。新芽以外の若葉は、他の白茶原料になります。茶摘には細心の注意が払われ、10の規則があります。雨天、露水、細痩、紫色、風害、損傷、虫害、病害、空洞、開芯(開いた)の芽は摘みません。福鼎製法では、晴れて気温が高く湿度の低い日に、日光に干して萎凋後、紙をひいた焙篭に広げ、軽く焙って乾燥させます。