外観、味や香りの特徴

細長い自然巻きで縦よりが強いです。
茶葉の色は濃褐色、茶湯は橙色です。
新鮮な花や果実香が濃く持続します。
味は芳醇でやわらかく、回甘が早く、果実味の余韻が長く続きます。
このような香りの高い単叢特有の風味は「山韻」と呼ばれます。
分類
烏龍茶
品種
鳳凰水仙種
産地
広東省潮州市潮安区鳳凰鎮烏崠山
烏崠単叢の産地マップ
5g
85-95℃
100-200ml
20-30sec
蓋碗、紫砂急須がオススメ!
蓋碗(急須)にお湯を注ぎ、蓋碗(急須)から茶海、茶海から茶杯の順に温めます。そのお湯で飲杯も温めます。温めた蓋碗(急須)に茶葉を入れ、お湯を注いで上がってきた泡(アク)を切りながら、蓋をして茶湯を捨てます“洗茶”。再びお湯を注ぎ、蓋をして蒸らします。お好みの濃さで、茶湯を茶海(ピッチャー)に全て注ぎます。それから茶杯に注ぎ分けます。二煎目以降は少しずつ長めに蒸らし、四煎程度お楽しみいただけます。

NOTE

烏崠単叢の茶葉 烏崠単叢の色味
潮州市潮安区鳳凰鎮は広東省の東部、福建省に隣接する烏龍茶の主要産地のひとつです。標高1,498~350mの鳳凰山脈を有し、その第二主峰である烏崠山は標高1,391mの高山です。烏崠山で作られる鳳凰単叢を特別に「烏崠単叢」と呼びます。中でも烏崠村は標高1,000m以上の山頂にあり、特に香りの良い名叢が多い茶産区として知られます。自然環境は雲霧が多く、多湿、年間日照時間が短く、茶樹の成長に適した土壌を備えます。同じ烏崠山の茶樹でも、標高の低い地域では風味や製茶技術が異なり、量産、低価格の茶葉が多くなります。

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