前回のブログでは
中国茶の道具でよく見るものをご紹介いたしました。
今回は茶席を作る際に使われる道具をご紹介していきます。
茶席で登場する道具
茶壷(急須)、茶海(ピッチャー)、飲杯(コップ)その他にも道具は様々ございます。
茶席を見ながら順番にご紹介いたします。
こちらが「茶盤」という道具で、主に茶やお湯を受ける道具になります。
その上に茶壷や茶海を乗せることが多いです。
茶盤が浅い場合は、同じ役割のお湯や茶を捨てる道具として「水盂」または日本茶道でも同じ用途で使用される「建水」を用意することがあります。
次に
ハンカチのようなものが、「茶巾」と言い、茶を拭いたりする道具で茶を拭いても色が目立ちにくい茶色や紺色、赤、黒、灰色などの濃い色のものが多いです。
そして
茶葉を入れている道具が「茶荷」または「鑑賞荷」とも呼ばれ、主役となる茶葉が見やすくなるよう白磁が多いです。
最後に
茶葉を茶壷に入れるまたは掴む時に使われる「茶挟」または茶はさみです。
素材は様々ありますが、竹製のものが長く使用できるのでおススメになります。
茶道具を知る
中国茶は、様々な形で楽しむことができます。
ですが、中国でポピュラーに飲まれている飲み方はトールグラスで茶葉を入れ、お湯を何度も指し茶葉をよけながら飲む方法です。(笑)
楽庵では、中国茶の専門店として70種類以上の中国茶を使ったお茶の楽しみ方をご提案します。
お茶の専門家が茶器を使って淹れるお茶は見て美しいだけでなく、
幾通りもの美しさの発見があります。
日常を潤す一滴となるお茶との出会いは、そのプロセスも楽しい時間。
茶器やお茶の淹れ方で味が変化するという発見の驚き、
今まで味わったことのない味に出会えるという楽しさを体験できるのが楽庵です。
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