4月お茶会は、、、
葉桜となりましたが、桜をテーマとしたお茶会を開催しました。
実は、開催した日は、ちょうど清明節でした。
日本で言うと、お盆みたいなものです。
まず、ウェルカムティーで桜湯を飲んでいただきました。
桜湯って本当は、お見合い、婚礼などで飲まれるそうですね。
「お茶を濁す」そんなことがないようにお茶の代わりに出されたみたいです。
あまりこの組み合わせはしないのですが、
段泥の紫砂壺で今年の新茶、雲南緑茶を淹れました。
実は、土の色でも硬さが変わります。
段泥を選んだ理由、とても硬く、強い!密度が極めて高く散熱するのが早いんです。
陶器と言えば、保温性が優れているとおもいますが、土によって少し特徴が変わるんですね。
まあなんと面白いのでしょう。
雲南緑茶は、楽庵では人気があり去年度も早々と売り切れる人気商品です。
何より、苦みや渋みが少なく、後口がスッキリしたお茶です。
最後は、ジャスミンで華やかに閉会しました。
花茶の中でも、ジャスミン茶と聞けばだれでも知っているお茶ですよね。
~引花香 益茶味~
花の香りを吸収することで、茶の味も良くなる。
なんて言葉もあるように、ベースのお茶に花の香りをつける作業は最も重要です。
ちなみに、ベースのお茶は、主に緑茶、紅茶、烏龍茶もあります。
花は、新鮮なお花を使い、しおれたら、新しいお花を使い、何度も茶葉につけて行います。
そしてできるジャスミンは、お花が一緒に入っていなくともジャスミンの花の香りと緑茶のさわやかな香りがする良いとこどりのお茶が完成します。
少しずつ暖かくなってきているこの季節に、花見にお茶はいかがですか?