中国茶を淹れる動画や説明文をよく見かけますが、
中国茶の道具について教えてくれる動画は少ないと、ふと思ったため、
今回は簡単に茶道具を紹介します。
一般的な茶道具
最近では、ペットボトル飲料やティーバックの中国茶、台湾茶、日本茶などを販売している所は増えていますが、本来は茶葉のみ販売しており急須やティーポットなどで淹れるのが一般的です。
そんな日本のお茶でもなじみのある急須は、
中国で「茶壷(チャフ―)」と言われ、素材は陶器・磁器・ガラスなど様々です。
次に、一人でも多くの方と楽しめる急須の代わりとなる
「蓋碗(ガイワン)」またの名は「蓋杯(ガイペイ)」は、蓋つきの茶碗で、お皿を含めて三点セットのことを指します。
そして、ピッチャーの役割となる「茶海(チャカイ)」または「公道杯(コウドウハイ)」についてですが、茶壷や蓋碗で作ったお茶を一度茶海に移します。
移すことによってお茶の味香りを均等にし、飲杯に注ぎ分けるときに同じ量と味わいを平等にできる道具です。
最後にコップのことを「飲杯(インハイ)」または「茶杯(チャハイ)」、「品茗杯(ヒンメイハイ)」とも呼びます。
持ち手がないコップですので、上の縁をもってお茶の香り、味わいを楽しみます。
次回予告
茶道具はまだまだ種類があります。
今回はよく見る中国茶の道具を簡単に紹介しました。
来月も茶器について簡単に紹介したいと思います。
さらっと見やすくなってますので、次回の更新をお楽しみにー♪
楽庵では、中国茶の専門店として70種類以上の中国茶を使ったお茶の楽しみ方をご提案します。
お茶の専門家が茶器を使って淹れるお茶は見て美しいだけでなく、幾通りもの美しさの発見があります。
日常を潤す一滴となるお茶との出会いは、そのプロセスも楽しい時間。
茶器やお茶の淹れ方で味が変化するという発見の驚き。
今まで味わったことのない味に出会えるという楽しさを体験できるのが楽庵です。
ぜひお気軽に当店にお越しください。