宜興茶器 製造工程
2021/03/25

紫砂茶器②

前回の続き⇒⇒

粘土で持ち手、注ぎ口を手作業でつくります。

きれいなカーブと太さ、厚みが均等になるように調節するので、すごく細かい作業になります。

茶壺に向かって口が広くなる注ぎ口を道具を使い微調節。

不器用な私ならこの工程だけで一日かかりそう…

つなげるために接着部分を水のり状の紫砂泥でつなげます。

聞いた話では、見習いさん達はこの作業を何度も何度もつけたり、とったり繰り返して練習するそうです。

道具を使い、不自然にならぬようなじませます。

注ぎ口と口径の高さが同じになるように調節します。

ここで注意しないといけないのが、注ぎ口と口径の高さです。

口径の位置が低いと、お茶がこぼれやすくなります。

いよいよ茶壺を焼いていきます!

この窯は全長50mあり、紫砂壺や紫砂泥を材料としたかめや文具などを窯に入れ、1100-1200℃の温度で14時間続けて焼きます。

すごい、半日かけて焼き続けるんですね!

14時間後火を止めて、36-48時間(2日ほど)おきます。高温で焼いているので、粗熱をとる時間も長いですね。

粗熱が取れたら、ゆっくりと窯から取り出します。

完成!

本来、陶器製品は釉薬をつけて色やコーティングをしますが、

紫砂壺は、多彩な泥を原料とするため焼き終わりに釉薬は一切使いません。

また1100-1200℃の高温で、焼き締めることで、目には見えない気孔を作り出し、

その気孔に、雑味などを吸収するのでお茶がおいしく入ると言われています。

ほかにも、保温性が高く、高温で淹れるプーアル茶やウーロン茶などと相性抜群です!

おススメは

紫砂壺で、プーアル茶の老茶を寒い日に。

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