可愛らしい名前のプーアル茶 猫耳朶茶
2021/08/25

可愛らしい名前のプーアル茶

「猫耳朶茶」

そのプーアル茶の原産地は、

雲南省 西双版納倚邦。

産地の標高:標高590m~1950m。
種類:プーアル茶の中では希少種で、小葉種という種類です。この種類の茶樹は少なく、特に200年以上樹齢の茶樹は非常に少ないです。そのため、毎年の生産量は少ないです。

※小葉種…1mほどの背の低い木が多く、茶葉が小さい。日本茶はこの種類が多いです。

なぜ、猫耳という名前がついたのか。

茶葉が小さく可愛らしい。人の親指の大きさと同じくらいで、大きい茶葉でも猫の耳ほどのサイズであるため、「猫耳」とかわいい生が名付けられました。

猫耳朶の採れる量は少なく、茶摘みをのも非常に難しいそうです。茶葉の取れ高が少ないので、製茶も難しく、熟練の技術が必要です。

殺青でお茶の味が変わることがあり、高温で熱処理を行うため、足りないと発酵が進んでしまい、行いすぎると焦げてしまいます。

焦げた場合だと、香りがスモーキーで焦げ臭くなります。

同じでも違う

プーアル茶の茶葉と猫耳茶葉の比較をしてみましょう。

下の写真は、淹れ終わった茶殻の写真で

左が猫耳朶茶、右は雲南大葉種です。

大きさが全然違いますね。

他にも同じプーアル茶の分類でも茶葉を見ると大きさや形は違いますね。

1,2は、雲南大葉種。

3,4,5は、プーアル小葉種。

6,7は、中葉種。

8,9は、猫耳朶小葉種。

10,11は、猫耳朶の新芽。

12はそのほかの小葉種。

比較して違うのがわかります。

そんな猫耳朶茶の産地

倚邦は、少数民族の地域で、主にイ族の人々が大半を占めています。

イ族人の信仰は、多神教崇拝、主に自然崇拝、そのほかトーテム崇拝と祖先崇拝であります。

イ族の信仰は、自然崇拝中心であるため、茶樹に対する愛着が強く、毎年茶樹を祭る行事が行われています。

すごいですね。

日本でそこまで、茶の木に祭ることはないですよね。

この写真で文化の違いを感じさせられます。

再見!

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